2008/12/29

Merci beaucoup!


2008年も終わります。
やはりあっという間の1年でした。
仕事場では、人の入れ替わりがあって、私自身も気分一新でがんばれました。
最後の催しの参加としては、「私のパリ展」という小さな展示会がありました。
最後のファイナルパーティでは、私の作品への印象などをきけて
たいへん有意義でした。
幸い私の作品は若い男性の方に買っていただけました。うれしいことです。
めったにできていない、アートワークもぼちぼち作りたいな・・と、
改めて思いました。
通い続けていたパリにはご無沙汰していますが。
また近い将来、アミィにはちょっと我慢してもらって行ってみるのもいいのかな・・
アミィを思うと行けません・・そんな葛藤です。

きまぐれな更新ですが、これからもどうぞヨロシクおねがいします。
いつもありがとうございます。

2008/12/15

Merry Christmas.



もうすでに12月。
年を重ねるほどに、1年はあっという間。
1日1日を大切にしているつもりであっても、1週間もあっという間。
そうすれば、やはり1年も早いのですね。
花の春も、暑い暑い夏も、紅葉の秋も、日々精一杯に暮らしてきました。
そして、もう12月も中旬です。
街はクリスマスのイルミネーションがキレイに飾られています。

そろそろ、乗っていなかった自転車にたま〜に乗ろうか・・
そう思い、自転車置き場から私の住むフロア7階の玄関に置いてみました。
ほこりまみれだった自転車をピカピカに磨こうと思っています。
私の年末の大掃除の一つ。
ちょっとクリスマスの気配をさせてみました。
ついでに部屋の中でも小さいツリーを置いてみました。
残り少ない12月も大切にしながら、過ごしたいとおもいます。

2008/11/23

Hello! Stove


秋の気配から、冬の気配に・・
カーペットも青から赤に交換しました。
これで、ずいぶん部屋が暖かくみえます。

そして、毎冬お世話になっている、お気に入りのガスストーブをだしました。
CO2もあまり排出しない優れものです。
エコなどと言う問題を取りあげていない時代のストーブですが、
しっかりエコ。
私も15年以上は使っています。
その間、数回製造元である、青木能率研究所でメンテを受けています。
お気に入りは、いつまでも大切にしたいです。

2008/10/26

Bonsoir! JAZZ


夜も更ける時間に、このところ聴いているCDです。
和田誠・村上春樹セレクション「ポートレイト・イン・ジャズ」。
暗い部屋に、一つだけ灯りをともし、ささやくような、
そしてちょっぴりハイなジャズを聴きます。

1.When You're Smiling : Bille Holiday
2.Moonlight on The Ganges : Benny Goodman
3.I'm Coming Virginia : Bix Beiderbecke
4.What is There to say : Gerry Mulligan
5.It's You or No One : Dexter Gordon
6.A Ghost of a Chance : Chu Berry with The Cab Calloway Orchestra
7.West End Blues : Louis Armstrong
8.Breakfast Feud : Charlie Christian
9.Singing' The Blues : Bix Beiderbecke
10.Walkin' : Miles Davis
11.I Can't Get Started : Billie Holiday

2008/10/10

Hello! 3びきの白ワンコ

9月の一泊旅行から、ぐんと秋らしくなってきました。
いつもの毎日です。
私が胃の痛みを訴え、救急車に2度も乗ってしまいましたが、今はなんとか大丈夫です。
短い旅でいいから日常から脱出して、違う環境で過ごす事も大事ですよね。
そのためには、健康でなくっちゃ!本当にそう思います。
篠山での写真は大の大人が可愛い白ワンコを抱っこした写真が残っています。
左から、チーズ、真ん中がクラブ、そして右がアミィです。
また再会したいと・・心から思います。
また会おうね。

2008/09/30

Hello! J's hill GARDEN-part2




写真をみて、とても好きで会いたかった。
J's hill GARDENの看板犬チーズ。
アミィとも同じ年です。数年前、がんばって産んだ娘クラブもいます。
同じ年とは思えぬ位、チーズはおっとり落ち着いていました。
庭に咲く、ピンクの花のようなワンコです。
白い毛がフワフワしていて、身体が丸く見え、ちょっとブタさん♪
本当に可愛いのです。
アミィはげんきはつらつ、機敏に動き回ります。
その対照的な同じ年のワンコは、なんとかけんかをせずに
テリア独特の、ちょっと距離をおく感じのいいお友達になったようです。
犬の友達のいないアミィにはうれしい出来事。
友達は少なくてもよくて、感じの合う子がいいねアミィ。

2008/09/22

Hello! J's hill GARDEN


ネット上でお知り合いになれてから5年になるお友達がいます。
私と同じく、ウェスティと暮らす方です。
サイトに掲示板がある頃で、広い素敵なお庭と白のウェスティの写真が、とってもマッチしていて、羨ましい限りでした。
ワンコの名前はチーズ、飼い主さんはHiromiさん。時々くださるコメントにとても優しさを感じていました。いつかお会いしたい、と思っていました。
サイトの掲示板もスパムの影響で無くさざるをえなくなり、しばらくHiromiさんともお話が出来てませんでした。
それが、7月でしたでしょうか・・私も時々伺うblogでHiromiさんのコメント発見!うれしくなったことを覚えています。
そして、Hiromiさんご夫婦はCAFEとB&Bを営まれているということと、その場所が近畿圏であることを知りました。
アミィと出かける事をすぐに決めた私です。暑い夏はさけて、9月の土日で出かけてきました。
チーズにも娘のクラブにも会えました。お庭をかけるその姿は、とっても可愛くHiromiさん夫婦ににて、ゆったり優しいワンコ達でした。アミィのワイルドが際立ちます。
ゆっくり過ごし一泊してきました。J's hill GARDENは佇まいも、やさしく、カフェを飾る小物達もやさしく、私はとってもリラックスでき気分転換にもなりました。また伺いたいと思います。




これはふわふわチーズ




ブタさんは私も大好き!

2008/09/15

Parisからきた白い犬達


15年以上前になります。親しい友が仕事でパリに行ったおみやげに、蚤の市でみつけた白い犬の焼き物を買って来てくれました。
ポーズも表情も愛くるしい、でもなんとなく大人っぽいその白い犬をたいへん気に入りました。(写真の左側)
犬種はブルテリア??なんだろう??と、まあ、あまり気にしないでいました。
そして10年ほど前、今度は私が一人でパリに行ったとき、やはり蚤の市でうちにいる白い犬によく似た焼き物に出会いました。
もちろん、買って帰りました。二人は私が引っ越したりしても、だいたい目立つ場所で私を見守ってくれています。
先日スコッチテリアの飼い主さんのblogで、彼女がフランスからネットで買った白い石膏像の白い犬を見かけました。で、「あっ!」っと、思ったのです。うちにいる2ひきの白い犬はこの犬種だ。スコッチテリアの白いタイプ、ウィートン。よくよくみると、毛並みもやや長く表現されています。15年もかかって、犬種がわかったのでした。いつまでも大事にしなくっしゃ。

2008/09/10

Hello! Book.


私はグラフィックデザイナーです。とりわけ文字が好きです。
「おたく」とは言いがたいですが、けっこう知っているつもり。
映画をみていても、タイトルの書体チェック。この監督はこういうところまでこだわって作っているようだ・・と言う風に。
ドイツで活躍されている書体設計者の方がいらっしゃいます。私はどなたかのサイトから小林氏のblogにたどりつきました。
ライノタイプ社のディレクターをされていて、新しい書体の設計等、色々なお仕事をされています。
ヘルマン・ツァップ氏、アドリアン・フルティガー氏など巨匠と言われている方達ともお仕事をされています。
その小林氏が新しい本をだしました。「欧文書体2」と言う本です。分かりやすくて楽しい構成になっています。
アルファベットと関わったお仕事をされている方にも、読んでほしいと思いました。

2008/08/13

Bonjour! slabくん



春に、15周年を機にリニューアルしたヘアサロンのritRatti(リトラッティ)。
色々なツールに使用するための、ロゴのデザインもさせていただきました。
15年前にオープンした際のロゴは、サロンのマネージャーの友人であるアーティストの方がデザインされました。
私もそのロゴが当初から好みでした。今回はそのイメージとはまた違ったものを選んでいただき、看板にもなっています。
そして、新しくロシアンブルーというネコのキャラクターもデザインさせていただき、最終的には気に入っていただけ、私も満足した気持ちで終えることができてホッとしています。
可愛い、子供っぽくない、キャラクターへのマネージャーさんの思い、ストーリーは決まっていました。私が受け取った印象は、東ヨーロッパ、北ヨーロッパを感じるキャラクターにすること、でした。私自身、楽しんで描くことができたのが、よかったと思います。
そして仕上げたダイレクトメールは、マネージャーさんのリクエストでもある、ルイヴィトンをわざと真似て遊び心を感じてもらえるもの、というイメージでデザインしました。
お二人で運営されているサロン、センスが素敵です。ダイレクトメールも役に立てれば、とってもうれしいです。

2008/08/03

Bonjour! 九喜さんのエンピツ画


天神祭りの日に、私は九喜さんのエンピツ画に出会いました。
パリの犬シリーズのうちの1枚、「3Bエンピツ」というエンピツ画を思わず買った私です。
エンピツで書かれた文章にも共鳴するものを感じました。
出会いって大切・・そう思います。
奈良から、宅配でエンピツ画は届きました。
私の誕生日の8月1日にちょうど届いたので、思わず素敵なプレゼント。
私もゆっくりでいいから、自分らしく暮らしていけたら・・・
あらためてそう感じさせてくれた1枚のエンピツ画。

2008/07/26

Bonjour! Casa la PAVONI


日仏交流150周年記念〜パリの風にゆられて〜
九喜良作ワイヤーモビール展 in PAVONI

という案内ハガキを知り合いにいただいていました。
ハガキには、「続・パリの犬(エンピツ画)も展示」というフレーズもあり、これは観に行きたいな。そう思いながら、ハガキは仕事場のデスクの上にずっと置いていました。
今日は最終日だということにも気がついていていましたが、展示会場になっているカーサ・ラ・パボーニは新地にあり、午後はカフェ、夜はパブとなり、営業時間は夜中の0時となっていたので、今夜行こう!と、決めていました。
仕事は8時には終われ、ちょっと疲れていたのでタクシーに乗る事に。
今夜は浴衣を着た人が多いなあ・・・なんとなくそう感じて土佐堀通りにでると、すごい人、人。そこで、はじめて気がついた私。「天神祭だぁ」無茶苦茶地元だというのに、すっかり忘れていました。人ごみをかきわけ、なんとかタクシーに乗る事ができました。

お店は、感じのいいエントランス。中に入ると、カワイイモビールがあっちこっちに。ゆっくりじっくり見せていただきました。
エンピツ画はたいへん気に入り、1枚購入することに決めました。絵と文章で構成されていて、シーンはパリでの話です。
お店のオーナーの方と、お話もすることができ、作者の九喜さんのことも聞けて本当によかったです。おまけに、秋の「私のParis」展に参加させていただくこととなりました。なにか縁を感じます。
(写真はコンパクトカメラで撮影)

2008/07/15

Bonjour! ma camera


まだカメラの話です。
少しずつ慣れてきました。
でも、もっともっといっぱい撮らないと自分の好きな設定がわからないかな。
カメラの大きさは私が持ってこんな感じです。(わざわざ撮ってもらいました)
カメラのレンズ、いいものを言えばキリがないので、私にはコレで十分。
何か撮れたらこのblogにアップします。
アミィのblogの写真はすでに一眼レフで撮ったものになっています。

2008/07/08

Hello! New Camera



やっと思うような写真が撮れるかもしれません。
日曜日にカメラ屋さんに行き、以前色々と説明をしてもらったスタッフの方を呼んでもらい、canon EOS Fをみせていただき、私の希望のレンズをセットしてもらいました。 F1.4という明るいレンズを選択しました。装着してもらった瞬間に購入を決めました。
ライカで絞りやシャッタースピードのことなどは分かっているつもりでしたが、デジタルカメラは機能多彩。基本中の基本をまず改めて教えてもらいました。
初心でカメラに慣れていこうと思います。
子供があたらしいおもちゃを買ってもらってうれしい気分、今の私にはたいへんよくわかります。

1枚目は新しいデジタルカメラ。2枚目はその1眼レフで撮った今まで使っていた小さいデジタルカメラ。

2008/06/29

mon meilleur ami

ぼくの大切なともだち-フランス映画をみてきました。お馴染みの俳優ダニエル・オトゥイユが好演していました。
時々笑いもあり、心のひだのせつない部分等みえかくれ。
なかなか素敵な映画でした。
映画の主人公ほどではないにしても、私も決して友達が多い方ではありません。大勢のパーティも苦手。
まずやはり、自分が自然に自分らしくいられる事が大事だな、っとちょっとあらためて感じました。
私には、高校生のとき、とっても親しくしていた友人がいました。何でも相談ができ、勉強や恋の話、将来の事好きな音楽のこと、本当になんでも話せる女友達でした。その彼女と音信不通になったのは住んでいる場所も離れ、仕事や結婚というもののせいかどうか、会えなく・・会わなくなってしまいました。今は開業医の奥様になっています。子供も手を離れ、自分の受けたい講義を色々な大学で聴講生となっている・・そんな話を一度電話で話した事があります。それも随分前です。
そして、もうひとり、別のおんな友達がいました。
おたがい母子家庭で、共通することもあり気が合いました。
大阪までコンサートを聴きにいったり、彼女の家を訪問したり、それは大学時代まで続きました。その後彼女はスペイン語の専攻していることもあり、スペインに留学しました。そのうち、彼女のおうちもどこかに引っ越され、電話番号もわからなくなり、全くの音信不通となってしまいました。高校の同窓会名簿も入手しましたが、彼女は行方不明者となっていました。
いつか会えるかな・・
映画で二人の男性は大切なともだちになることができます。

2008/06/18

いつか一眼レフ



モノ等、カタチから入る私にとって、時には迷ってしまうこともたまにあります。
20代の頃、一目で気に入ったカメラがあります。それは、LEICAのM型カメラです。もちろん20代の私が買える値段ではありませんでした。もちろんずっと思いを馳せていました。30代に入り、ちょっぴり余裕のできたころ一大決心をして、心斎橋筋にあるライカ専門店に行きました。ウィンドウには素敵なカメラがたくさん、もう、うっとりでした。お店のご主人は“あなたが買うの?”というような反応でした。本気で買うつもりでいる私の意思が通じると、2タイプのカメラを目の前に置かれました。私が気に入っていたのはM型、2眼レフでした。もうひとつが1眼レフのR型。みかけはダントツM型でしたが、カメラの機能はR型もかなり魅力的でした。ここで、私のカタチから入る習性どおり、2眼レフのM5というライカを買ったのでした。
デジタルカメラで1眼レフがほしい、なんとなく数年前から思っていました。でも、カタチで気に入るものに遭遇できず、この春まで買わずにいました。コンパクトなデジタルカメラは持っているので、贅沢なものは止めよう、カタチもそんなにこだわらずに、今ある中からそれなりに、ピンっとくるものを買おうと思うようになっていました。それで、なんとなく CanonのEOS KissX2の実物をみてみようと、5月にカメラのナニワに行ってみました。手に取って感触を確かめたりしていたときに、1つ気になるカメラがありました。OLYMPUSのE-420です。カタチは好きだな、と感じました。私には重要なことです。お値段もお手頃です。すぐに、決めない事にしてその時は帰りました。そして、ある程度、ネットで調べて殆どE-420のことをカメラのプロに説明してもらって、買う事にしよう、そう思って再びカメラのナニワへ行ってきました。レンズのことや、実際に撮ってもらって、X2とE-420を比べました。そうすると、私が撮りたい写真が思うように撮れるのはX2。でも、カタチはE-420が好き。スタッフの方がKiss Fがもうすぐ発売されます。それから決められたらいかがですか。と言ってくれたので、その2つから選ぶ事にしました。私の1眼レフ選びは時間がかかっています。こういうことは、めったにないことなので楽しむことにしよう。

2008/06/13

Bonjour! fifty's


普段使いの小物達、例えばボールペン1本にも自分の好きなものを使いたいと思ってしまいます。
毎日使う食器も、一時期はまっていた江戸や明治の有田焼の気に入ったものだけを残しています。組み合わせには白のシンプルなお皿を合わせます。グラスは主にフランスの業務用を使用しています。丈夫でシンプルでカタチが気に入っているから。
そして最近日本製の業務用のグラスもプラスしました。繊細なイメージのそれは、スガハラ・fifty'sロックグラス。見た目だけでなく、口当たりもやさしくけっこう気に入っています。

2008/06/04

Hello! louis poulsen


ルイスポールセンという名前は知りませんでした。でも、ライティングの綺麗な照明は記憶に残っていました。
ルイスポールセン社は1874年にデンマークで設立。1920年代半ばから、建築家でもあるデザイナー、ポール・ヘニングセンとの協力関係を築き、照明器具の開発をしたことが今現在の基礎となっているようです。
ダイニング用に買ったルイスポールセンの照明は18年くらい前に、部屋の雰囲気を変えたくて是非このライトにしたくて購入しました。今なお新鮮にダイニングの顔となっています。
ベッドルームの赤の照明もたまたまルイスポールセン。ちょうど10年たちます。そのころ買い替えたベッドのベースが赤だったので、照明も赤にしたのでした。きっと、ずっと長く使っていくと思います。
こうやって、お家の中を眺めてみると、北ヨーロッパのものが多い我が家です。意図したというより、自然にそうなりました。
日々の生活、自分にとって過ごし易い空間で本当にリラックスできれば、こんな贅沢なことはないと感じます。

2008/06/01

江分利満氏の優雅な生活


ミッドナイトシアターでたまたま「江分利満氏の優雅な生活」を観る事ができました。1963年の映画なのですが、今みても斬新で構図も大胆、私はまるでジャック・タチの映画を初めて観た時のような静かな興奮を覚えました。
原作は山口瞳、直木三十五賞を受賞しています。監督は岡本喜八。
公開当時はたったの1週間で打ち切られたそうですが、映画評論家には好評だったようです。
なんともお洒落なカット割りと、昭和30年代の日本の風景のバランスが絶妙としかいいようがありません。日本にもこんな映画があったのだ・・という驚きと喜び。エブリマンというワードもなんとも素敵です。
DVDも発売されています。
山口瞳の映画の後の本でしょうか?表紙のイラストは、サントリーのキャラクターとして映画に登場します。お洒落!

2008/05/26

Hello! Marimekko



私は今お仕事がとっても忙しく、すご〜く疲れています。
土曜日はやすめなくて、お仕事でしたが、日曜日の今日、美容室を予約して、シャンプー&ブローをしてもらってやや気分もすっきりです。時には買い物にでかけて衝動買いもいいものだけど、ショップに行く時間がありません。
そういうとき、今の時代はネットで「コレすき!」というものを値段をやや意識しながらえいや!と買い物をしてストレス発散にもなっている気がします。忙しいこの数日、私はshoppingというブックマークをやたらとみています。
そして、ちょっと気になっていた、マリメッコの折りたたみの傘を注文しました。傘は何本ももっているというのに・・
マリメッコというとケシの花のイメージのなか、ストライプはなかなかいいな・・、そう思いました。
お気に入りが増えます。うちに届くのは一週間以内です。梅雨に活躍してもらいます。

2008/05/14

やっと会えるコーヒーポット



アンティ・ヌルメスニエミ。1927-2003。私が彼を知ったのはほんの数年前。
日本で北欧のデザインがよく紹介されるようになったのは20年以上前で私もうんと若い頃でした。今話題のIKEAもお洒落なインテリアを扱うショップには必ずコーナーがありました。だけど、私はフィンランドのデザイナー、アンティを知る機会はほとんどなく過ごしてきました。2006年にbiotopeさんから出された、小さい小さいブック「アンティ・ヌルメルエミについての小さい本」に出会って、やっと詳しく知る事ができました。もちろんフィンランドでは有名なデザイナーです。とくに人気のホーローのコーヒーポットが販売されたのは1959年。当初アンティがデザインしたコーヒーポットは赤一色だったようです。カラーバリエーションはあくまでもメーカーの希望であり、アンティはその色も8色に限定しました。私もコーヒーポットの姿形に一目惚れ。が、しかし、色々さがしてみても、そのほとんどがSOLD OUT。いつか自分の暮らしに取り入れたいと思っていました。そして、やっと先日小さいサイトで状態の良い赤のコーヒーポットと出会え、さっそく申し込んだのでした。やっと、本日アンティのポットに会えます。
1977年まで50年代の発売当初のデザインのまま製造されていたポットは、今もフィンランドでも人気のポット、と聞きます。製造されていないのが残念ですね。

2008/05/08

Hello! Nana.


amazonで「Modern Design from Finland-ヴィンテージになったモダンデザイン」という雑誌のインフォメーションをみていて、ふと目がとまる椅子の写真がありました。色は黒、スタッキングチェアです。シンプルでモダンだけど、なんとなくカワイイ。
私がアトリエで予備として置いている椅子は、ヤフーオークションで気に入って落札したものです。なんとなく北欧の匂いがするなあ・・それくらいに思っていました。
そのインフォメーションで見つけたアルファベットを打ち込んで検索をかけてみました。Ilmari Tapiovaaraという単語です。たくさん見つかり、その単語はフィンランドのデザイナーの名前だと分かりました。イルマリ・タビオヴァラ1914-1999。「1937年にはパリのコルビュジェオフィスにて、1953年シカゴのミース・ファン・デル・ローエオフィスで働くなど巨匠のオフィスで多くのことを学び独自のデザインを探求する・・」という興味深い説明も発見。
その彼の作品のサイトも見る事ができました。そして、その中に、3年前に私が気に入って落札した椅子の写真もありました。1956年にデザインされ、名前はNana!なんとなく北欧の匂いがするなあ・・という私の感想はズバリ的中でした。なんだかうれしい、椅子の名前が分かった事もうれしい。私が持っているNanaはかなり使い込まれたものです。何人もの人が座ったことでしょう。
これからも、大事にしたい、そして私の後も誰か使ってほしいな。

2008/05/03

オートクチュールの裏方

私が購入したのは昨年。CHANELのオートクチュールの裏方を撮ったDVD。とても興味深く最後まで見入ってしまった私です。
学生の時、服飾の歴史や実際にドレスを作ったりしました。私の本当の希望はグラッフィックデザインでしたので、服飾の世界で仕事をすることはありませんでしたが、多感な若い頃に知ったオートクチュールの世界はとっても興味があります。それは華やかな表舞台ではなく裏方の世界。プロ、本物、完璧、そしてやりとげる達成感、そういうものを垣間みることができました。
フランス語やファッションの裏方に興味がなければ、たいくつなDVDかもしれませんが、職人技もみることができるこのDVDはけっこう素敵。パリ、カンボン通りにあるアトリエでの毎日です。

2008/04/28

懐かしい言葉「おんぼろ」


日曜日の午後、普段より長めのアミィとの散歩にでます。おうちの真ん前の公園でひと時を過ごした後、大きな公園に向かって歩きます。アミィの早さに合わせると、けっこうなスピード。
途中、80年代にはよくみかけた、ワーゲンに会いました。愛称はたしか「ビートル」。懐かしい気分になって歩きながら、シャッターをきりました。その80年代に友達はおんぼろのボルボに乗っていました。そして、ビートルなどもよくおんぼろなものもみかけたものです。最近は、そういう「おんぼろ」なものってみかけないように思います。
アミィは今日も、大きな公園でボールを草むらから見つけてきて大喜び。こちらもかなり「おんぼろ」?

2008/04/26

2度目のHello! Bonjour!


みなさんこんにちは、Hello! Bonjour! リスタートです。
siteの中のblogとして始めたのが2005年。特に好きなparisについて書いたり、一緒に暮らすワンコ、アミィのことを書いてみたりしてきました。そして、昨年あたりからスパムのコメントがすごく多くて閉口していました。
思い切って、新しい場所に移す事にしました。少しですが書きためた日記もそのまま移動作業。
ゆっくりですが、ここでまた思いついたことを書き始めたいと思います。ヨロシクです。

6年前の今頃

Feb 08,2008
アミィは2002年の1月14日に私のお家にやってきました。この頃はあまりデジカメで撮影をする習慣もあまりなく、時々撮るぐらいでした。
その頃のアミィの写真をさがしてみました。あまりありませんが、それでも数枚ありました。うちに来て、5日目のアミィともう少し慣れた様子のアミィ。やんちゃで走り回っていました。ほんとうに大変でした。今は、懐かしく・・です。6才の今のアミィと基本は変わっていませんが、随分かしこくなりました。学習力もそこそこです。3ヶ月の頃のアミィをみてやってください。


dans mon île



Aug 27,2007
前回アンリ・サルバドールのことを書きましたが、今日なんとなく小野リサのCDを買おうとHMVに立ち寄ってみたところ。最初に飛び込んできたジャケットはDANS MON Îleの言葉がはいっていて、即それに決定しました。というのもアンリ・サルバドールでとっても気に入った曲がこのタイトルだったからです。
私が購入したCDはLa musique françaisese rencontre la Bossa Novaということで、シャンソンをボサノバタッチに歌われています。もちろんフランス語で。おとなの音楽というかんじで今回もCDに失敗はなくナイスでした。

ムッシュー・サルバドール



Jul 14,2007
数年前まで知りませんでした。フランスバカ失格です。
テレビフランス語講座のコーナーでジャズを素敵に歌う歌手が紹介されました。そのときはサルバドールおじさん、と記憶に残りました。最近はパリに行けるチャンスもないので、fnacのフランスサイトでCDを買わなければな、と思いながら数年たちました。
そして、つい先日また同じ番組の音楽コーナーでサルバドールが紹介され、歌っているDans mon ileにとっても惹かれました。さっそくGoogleで検索をかけると、AmazonでもCDを買う事ができるようでした(お店でも)。
とりあえず、「CHAMBRE AVEC VUE」を注文。すぐに届きました。ワクワクした気分でCDをかけると・・もう、納得。素敵です。もうすぐ90才になるミュージシャン、サルバドール。魅力あふれる歌声です。

ノミの市・クリニャンクール

Apr 24,2007
初めてのパリでアンティークで出会いました。まず最初にでかけたのがクリニャンクール。1度目はあまりにも広すぎて、どのあたりがジャンクでどのあたりが本物のアンティークかよくわかりませんでしたが、パリに行くたびに訪れているうちにわかりました。メトロのしばらくのお店は無視し、高架もぬけて1本通りを越し、rue des Rosiersまでいきます。この通りにでると右手に細い路地への入り口をいくつかみつけることができます。これを入ってみましょう。そこはVernaisonといわれるエリアで、本物の高価なものから可愛いボタンなど、楽しいものがたくさんあります。細い路地を歩くだけで楽しいものです。私がずいぶん昔にサビニャックのポスターに出会ったのもこのエリアです。このエリアでモノの見方がわかってきたころに、となりのエリアBironへ行ってみるのもいいですね。バカラや本物がいっぱいです。もちろん高価ですが、よくみれば買えるものもみつかります。そして、看板犬の多いのにはうれしくなります。Bironをあとにして、もう少しRue des Roisiersを進むと左手にPaul Bert。このあたりも見て歩くのも楽しいです。私自身、いまは熱は?さめてますがアンティークにはまった時期がありました。パリでもロンドンでも京都でも市と聞くと足を運び勉強もかねて、本物をみにいっていました。そして、惚れてしまったものをゲットし幸せな気分になっていました。懐かしいです。ノミの市、一度といわず2度3度いってみるのもわるくないですね。

小さな四つ星ホテルでの出来事はなかったけれど



Apr 03,2007
見てみたい!そう思っていた映画、「PARIS JE T'AIME」をやっとみてきました。パリ好きには本当に素敵な映画でした。短編が5分でおわり、次のシーンに移行しますので、ストーリーに入り込もうと気持ちが入った瞬間に「次いってみよー」でしたので、ときどきもう少しみたいなあ・・と思えるお話もいくつかありました。パリは観光の街、旅行者も多く登場しました。残念ながらおしゃれなパリらしいホテルは登場しなくて私としてはもうひとつ、そういうお話が欲しい感じもしました。
アメリカ人の女性一人旅の短編は興味深く聞いてみていました。無茶苦茶英語なまりのフランス語でしたが、非常に私がわかるレベルでしたし、一人旅を何度かしている私としてはよくわかる気分にもなりました。そして、大事なシーンのその監督がいいたいことも、私が感じたことのある心境そのものでした。これは外国でたったひとりぼっちでいると感じることができる気持ちかもしれません。ちょっと涙が出そうになりました。
5分に凝縮した人間模様素敵ですよ。パリに興味のない方にはちょっと退屈かもしれませんが・・・

遠いparis、近いparis.



Apr 01,2007
何年か前のお写真です。サンシュルピスの教会にちかくにあった、ELLEのお店のウインドウです。このウインドウは何度が写真にとっています。このときは全体が面白かったので、私も入れてもらってとりました。飛行機の苦手な私が2000年前後はなんとなくクリアしてパリまでいけていました。最後のほうはギリギリセーフっぽかったですが。やはりパリは遠いです。飛行機が平気にな人にとっては問題ない距離ですね。私は日増しに遠く感じています。ここ数日体調をくずしていましたが、それが飛行機によったときの感じににていたので、おもわず「パリは遠い」って、思いました。でもまたあの町にいって美味しいひとときと、ほんとうに美味しいものをいただきたいなあ・・。

最後の日本公演


Feb 15,2007
私が小学生の頃、シャンソンやカンツォーネが流行りました。シャンソン歌手の名前も姉の影響でわりと知っている方だったと思います。エディット・ピアフ、イヴ・モンタン、アダモ、バルバラ、ジュリエット・グレコ、ミレーユ・マチュー、そして今年82才現役のシャルル・アズナブール。日本では最後となるさよならコンサートに行ってきました。久しぶりのフェスティバルホール。会場は年齢層がとても高く、昔からのファンの方達がいるのだろうなあ・・と感じました。82才という年令もあって、そんなに期待せずに聴きに行ったのですが,私の予想ははずれ、シャルル・アズナブールはプロ中のプロ、感動的な歌いっぷりでした。歌声に聴き惚れ、最後はスタンディングオベーションで幕がおりました。子供の頃に聴いていた曲も聴け、大満足のコンサートでした。やっぱり本物はすごい。

12月という月

Dec 31,2006
フリーとなって2度目の12月。無理をしない・・を、心に思い毎日やってきました。今も以前勤めていた会社に出勤していく私ですが、こころもち自由。仕事の締め切りはありますので、ある一つの仕事に追われる事は今も変わっていませんが、私が行動を開始するのは午後になってから。やはり、こころもち自由。ほぼこの1年その行動パターンでした。経済的にはけっして豊かではなくなりましたが、「こころもち自由」が勝っています。
毎年でかけていたパリ、ご無沙汰してしまっています。いつものホテルのフランソワはどうしているだろう・・何度もでかけるうち冬のパリも好きになりました。一人で出掛けるパリは寂しさと自由が背中合わせにいつもありました・・私の場合。大晦日に一人でパリのホテルの一室で過したこともあります。窓の外から聞こえる爆竹の音等を聞きながら、自分を考えたりしました。ずっと仕事に追われていたからか,パリではホッとしたりもしました。
今の私は毎日家にかえってはホッとしている気がします。私にとって12月は1年をふりかえる時。今よりもっと自分らしく生きることを模索したいと、本当に思います。

 

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