

モノ等、カタチから入る私にとって、時には迷ってしまうこともたまにあります。
20代の頃、一目で気に入ったカメラがあります。それは、LEICAのM型カメラです。もちろん20代の私が買える値段ではありませんでした。もちろんずっと思いを馳せていました。30代に入り、ちょっぴり余裕のできたころ一大決心をして、心斎橋筋にあるライカ専門店に行きました。ウィンドウには素敵なカメラがたくさん、もう、うっとりでした。お店のご主人は“あなたが買うの?”というような反応でした。本気で買うつもりでいる私の意思が通じると、2タイプのカメラを目の前に置かれました。私が気に入っていたのはM型、2眼レフでした。もうひとつが1眼レフのR型。みかけはダントツM型でしたが、カメラの機能はR型もかなり魅力的でした。ここで、私のカタチから入る習性どおり、2眼レフのM5というライカを買ったのでした。
デジタルカメラで1眼レフがほしい、なんとなく数年前から思っていました。でも、カタチで気に入るものに遭遇できず、この春まで買わずにいました。コンパクトなデジタルカメラは持っているので、贅沢なものは止めよう、カタチもそんなにこだわらずに、今ある中からそれなりに、ピンっとくるものを買おうと思うようになっていました。それで、なんとなく CanonのEOS KissX2の実物をみてみようと、5月にカメラのナニワに行ってみました。手に取って感触を確かめたりしていたときに、1つ気になるカメラがありました。OLYMPUSのE-420です。カタチは好きだな、と感じました。私には重要なことです。お値段もお手頃です。すぐに、決めない事にしてその時は帰りました。そして、ある程度、ネットで調べて殆どE-420のことをカメラのプロに説明してもらって、買う事にしよう、そう思って再びカメラのナニワへ行ってきました。レンズのことや、実際に撮ってもらって、X2とE-420を比べました。そうすると、私が撮りたい写真が思うように撮れるのはX2。でも、カタチはE-420が好き。スタッフの方がKiss Fがもうすぐ発売されます。それから決められたらいかがですか。と言ってくれたので、その2つから選ぶ事にしました。私の1眼レフ選びは時間がかかっています。こういうことは、めったにないことなので楽しむことにしよう。